2018年11月18日エンタメ2018秋ドラマ, ブラックスキャンダル, 木曜日
10月4日(木)深夜24時59分放送スタートのドラマ「ブラックスキャンダル」について書いていきます。
偽りの謝罪会見で地に落ちた女優。しかし、スキャンダルは仕組まれたものだった・・・
衝撃の真実を知った紗羅は、復讐の炎が燃え上がり、スキャンダルねつ造に関与していた人間に復讐するため、
顔を整形して、名前も『矢神亜梨沙』と名乗り、マネージャーとしてフローライトに潜入する。
全ては、自分を嵌めたゲス達をねじ伏せ、完膚なきまでに謝罪させるために…。
「ブラックスキャンダル」第1話
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「ブラックスキャンダル」第2話
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「ブラックスキャンダル」第3話
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「ブラックスキャンダル」第9話
後程更新します
「ブラックスキャンダル」第10話
後程更新します
「ブラックスキャンダル」を無料で見る方法
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「ブラックスキャンダル」のあらすじとキャストを載せておきます。見逃した回がどの回だったのか調べるためにご活用ください。
「ブラックスキャンダル」1話のあらすじ
「ブラックスキャンダル」第1話のあらすじ
5年前、ある記者会見場で、突然、俳優の棚城健二郎(波岡一喜)が、「申し訳ありませんでした!」と、女優の藤崎紗羅(松本まりか)と不倫をしていたと言って、涙ながらに土下座をした。「え?ちょっと待ってください!どうしてそんな嘘を!」と傍にいた紗羅は驚愕して叫んだ。紗羅には全く身に覚えのないことだった。報道陣は「彼のご家族に申し訳ないと思わないんですか!」と紗羅を糾弾した。「不倫なんかしていません!」という紗羅の訴えがかき消されていくのを、隅で、所属事務所の社長、勅使河原友和(片岡鶴太郎)、マネージャーの花園由祐子(平岩紙)、テレビプロデューサーの五色沼仁(袴田吉彦)が冷ややかに見ていた。その様子を嬉々として写真に収める巻田健吾(片桐仁)もいた。
世間は激しく紗羅をバッシングし、報道陣は紗羅の家族をも取材攻勢に巻き込んだ。そんな中で、追い詰められた紗羅の母は「どうか、娘を許してやってください」とガソリンをかぶって焼身自殺をと げた。紗羅は全てを失った…。
そして現在――紗羅は整形手術を受け、別人に成り代わり、矢神亜梨沙(山口紗弥加)と名乗って、芸能事務所『フローライト』にマネージャーとして勤務していた。そこはかつて紗羅が所属していた事務所で、勅使河原社長と、花園もいる。「……偽りの謝罪会見で私を地獄に落とした勅使河原友和、花園由祐子、五色沼仁。彼らをみんな、私と同じ地獄に突き落とす!」と亜梨沙は復讐心を燃やしていた。
事務所では、勅使河原社長の息子の勅使河原純矢(安藤政信)が率いる芸能1部と、花園が率いる芸能2部とで、勢力を二分して競い合っていた。
その花園は、かつて女優だった紗羅が、心から信頼していたマネージャーだった。だが、あの謝罪会見を機に、手のひらを返したように紗羅を裏切ったのだった。亜梨沙は、そのことを苦々しく思い出していた。
そんな亜梨沙を、『フローライト』の看板女優、阿久津唯菜(松井玲奈)が複雑な思いで見ていた。彼女は、亜梨沙の復讐心に火をつけた張本人であり、協力者だった。
10か月前――。“亜梨沙”に姿を変える前の紗羅は、世間から身を隠してひっそりと生きていた。唯菜はその紗羅を探し当て、「先日、共演者の棚城健二郎から、気になることを聞いてしまって……」と語りだした。「5年前の会見。あれは勅使河原社長と花園マネージャーに頼まれてやったことだって。会見を仕切った全日テレビの五色沼プロデューサーもグルだって」と唯菜。「!?」と紗羅。その言葉に紗羅の復讐の炎が燃え上がり、復讐計画がスタートしたのだった。
その頃、全日テレビで五色沼がプロデュースするドラマのオーディションが実施されることになっていた。「私、受けたいです!」と若手女優の小嶋夏恋(小川紗良)が手を挙げるも、花園は「受けても無駄よ」と反対する。だが、「受けさせてあげませんか?私は彼女の可能性を信じます」と亜梨沙は夏恋を推した。
そのオーディションは実は出来レース。夏恋が受かるはずもなかったが、花園は、五色沼からのある依頼を受けた。それは、夏恋に枕営業をさせることだった。花園は、夏恋に「次、落ちたらあなたを首にしなきゃならない。でも、受かるように、最後のチャンスをあげる」と、五色沼の携帯番号と、泊っているホテルの部屋を教えた。夏恋は思い悩んだ挙句、五色沼の待つホテルに向かった。五色沼はそんな夏恋と関係を持った。
同じ頃、亜梨沙は、事務所で、五色沼に対する憎しみを燃えたぎらせていた。母が焼身自殺した時、母を取材攻めにしていたのは、まさにその五色沼で……。
翌日、同僚の犬飼遊真(森田甘路)から、「夏恋と五色沼をホテルで見かけた」と知らされる亜梨沙。亜梨沙は、考えを巡らせ、犬飼に「このことは黙っていて」と口止めした。
夏恋は、五色沼から一次オーディションに通過した旨を知らされる。夏恋はホッとするが、五色沼は「まだ二次オーディションがあるからね。また、ホテルで待ってる」と夏恋に再び関係を持つことを強要するのだった。「そんな!一回きりじゃ……」と夏恋は怯え、戸惑った。困り果てた夏恋は、亜梨沙に打ち明ける。「軽蔑しますよね。汚い手を使って」と夏恋。「私はあなたのマネージャー。どんなことがあってもあなたの一番の味方です」と亜梨沙。 亜梨沙は夏恋を装い、ホテルに五色沼を呼び出した。部屋に現れた五色沼は、おもむろに目隠しをされ、シャツとズボンを脱がされ、手錠をかけられた。単なるプレイだと信じて疑わない五色沼は、その状況を楽しんで身をゆだねた。亜梨沙はその五色沼の姿にスマホを向ける。
その頃、全日テレビではドラマ完成披露試写会が行われていた。そのスクリーンに突然、五色沼のリアルタイムの無様な姿が映し出される。見ていた一般客や全日テレビの役員たちが「なんだ!?」と驚きの悲鳴をあげる。主演女優の唯菜は、それを冷静に見ていて……。
そのスクリーン上で、五色沼が若手女優らに枕営業を強いていたことが暴露されていく。その姿は、試写会会場にいる面々のほか、ネット配信で世間にもさらされていた。五色沼は世間からの激しいバッシングを受けることとなる。
そんな五色沼に「まだまだ、地獄はこれからよ」と亜梨沙。五色沼はその亜梨沙に恐怖を覚える。その五色沼は亜梨沙から、5年前に藤崎紗羅の不倫スキャンダルをでっち上げた理由を尋ねられ、「フローライトから頼まれただけだ。俺だって棚城健二郎が不倫を認めるなんて思っちゃいなかった」と答え……。
その頃、フローライトでは、五色沼の件に「タレントを手にかけるなんて最低のプロデューサーだ」と純矢が声を荒げていた。
亜梨沙は、そんな純矢との過去に思いを馳せる。かつて婚約をしていた紗羅と純矢。だが紗羅の不倫スキャンダルを機に、純矢は紗羅のもとを去った。そんな辛い記憶が亜梨沙によみがえり……。
「ブラックスキャンダル」2話のあらすじ
「ブラックスキャンダル」第2話のあらすじ
矢神亜梨沙(山口紗弥加)が阿久津唯菜(松井玲奈)の出演するドラマ撮影現場を訪れると、そこには共演者として、俳優の棚城健二郎(波岡一喜)とその父、棚城正則(山下真司)がいた。
健二郎は、5年前、ありもしない藤崎紗羅との不倫関係を認め、紗羅を地獄の底に突き落とした張本人でもあった。現場で横柄なふるまいを見せる健二郎に対し、父の正則は「芸能界のお父さん」と呼ばれるほど好感度の高い俳優で、共演者やスタッフに丁寧に挨拶をしたり気遣いを見せていた。
亜梨沙が健二郎を見ていると、正則と健二郎のマネージャーだと言う保田静江(朝加真由美)が亜梨沙のもとに挨拶に来る。亜梨沙が『フローライト』のマネージャーだと知ると、「健二郎がご迷惑をおかけして申し訳ありません」と健二郎の横柄なふるまいに頭を下げた。健二郎は、元『フローライト』所属の俳優で、5年前の藤崎紗羅との不倫騒動で、当時の妻とは離婚し、事務所も辞めさせられていた。今、健二郎は、正則が独立して作った事務所に所属していて、静江が一人で、正則と健二郎のマネージメントをしているとの事だった。
健二郎と接する機会を伺う亜梨沙だが、唯菜の事を気に入った健二郎の方から、声をかけてきた。健二郎は、馴染みの会員制バーのVIPルームに唯菜と亜梨沙を誘う。健二郎は二人に囲まれて嬉しそうに飲んでいる。「唯菜ちゃん、俺と結婚しようよ」と言う健二郎に、「浮気する人は嫌。不倫してたでしょ。藤崎紗羅さんと」と唯菜が返すと、「あれは、『やらせ』だよ。事務所に頼まれて」と暴露する健二郎。「やらせ?」と亜梨沙は、突っ込んで聞く。「一億もらったの。おたくの社長から。フローライトをクビになっても、俺は親の事務所があるからすぐ復帰できるし、フローライトの社長から全力で支援するからとかなんとか説得されちゃって」と健二郎。その上、「紗羅ちゃんって、俺より売れてたから気に食わなかったんだよね。それに、うるさい嫁とも別れたいと思ってたからラッキーだった」と笑う健二郎。亜梨沙が怒りを抑えていると、健二郎はカバンから覚醒剤と思われる小袋と吸引器具を取り出した。亜梨沙がそれをスマホに収めようとすると、そこに静江が飛び込んできた。「健二郎さん、帰りましょう」と酔った健二郎を連れ去るのだった。
亜梨沙は、後日、健二郎の忘れ物を返すと言う口実で静江に会いに行く。静江が健二郎にGPSをつけるなどして必死に健二郎を監視していることを見抜く亜梨沙。静江は「健二郎さんは、昔からお世話になっている正則さんの息子さんだから、放っておけないの」と語る。正則は独立して事務所を構えてから大きな借金を抱えるなど苦労を重ねてきた。「それでも健二郎さんがフローライトからうちに移ってから、正則さんの仕事も増えてきて事務所も持ち直した」と静江。
自宅に戻った亜梨沙は、正則のことを調べる。正則は確かに独立した直後の2012年から出演記録がほとんどなかった。だが、2013年6月頃から徐々に仕事が増えていた。それは、紗羅と健二郎の不倫騒動が起こった時期でもあり……。
撮影現場で正則と遭遇した亜梨沙は、正則と握手をした際にあるメモを忍ばせた。そのメモを見た正則は、驚愕して亜梨沙の前に再び現れた。メモには「健二郎さんの覚醒剤使用の証拠を握っています」とあったのだった。
亜梨沙は、正則の前でICレコーダーを再生する。そこには健二郎の「薬ある?効くんだよね、マジであれ」という声と、薬を吸引している音が吹き込まれていた。「それをどこで!」と青くなる正則。「やはり、息子さんの覚醒剤使用をご存じだったんですね」と亜梨沙。そして亜梨沙は5年前、正則の事務所が1億円もの借金を抱えていたことを指摘する。「それを返済してくれたのが健二郎さんですね。あなたはフローライトからのお金を受け取り、健二郎さんを自分の事務所に引き取った。それが負い目のあなたは、彼の覚醒剤使用を止められなかった」と亜梨沙。音声をネットで公開すると言う亜梨沙に、「やめろ!君の目的はなんだ!いくら欲しい?」と正則。そこに静江まで駆けてきて「どうか止めていただけませんか!」と土下座する。すると亜梨紗が「ただひとつだけ、正則さんが助かる方法があります。それは…」と正則に囁く。
後日、正則は単独で記者会見を開いた。それは「私の息子である棚城健二郎は、本日をもって芸能界を引退いたします。理由は覚醒剤の使用が判明したためです……」と正則。それをテレビで見ていた健二郎は「どういうことだ!」と驚き、静江に電話をする。だが静江は「申し訳ありません。正則さんを守るには、こうするしかなかったんです」と電話を切った。
亜梨沙は唯菜とともに会見の模様を見ていた。「まさか父親に謝罪させるなんてね」と唯菜。「正則は自分が助かるために、息子を売ったのよ」と亜梨沙。「でもどうやって証拠の音声なんて」と不思議そうな唯菜に、「セリフを編集したの」と亜梨沙。ICレコーダーの健二郎の声は、過去の健二郎の出演作の映像から、音楽編集ソフトを使い、セリフをつないで作ったのだった。
そして亜梨沙は、会員制バーのVIPルームに逃げ込んできた健二郎に、「あんたが隠れる場所なんて、もう日本中のどこにもない!あんたの嘘で私は地獄に落ちたのよ!」と追い詰める。その亜梨沙に愕然とする健二郎の前に、警察が現れ、逮捕されていく健二郎。
その頃、『フローライト』では別の問題が起きていた。人気グループ「ミルキーロード」のミカ(田中真琴)が、マネージャーの犬飼遊真(森田甘路)の子を妊娠してしまい……。
「ブラックスキャンダル」3話のあらすじ
「ブラックスキャンダル」第3話のあらすじ
巻田健吾(片桐仁)は、五色沼仁(袴田吉彦)が矢神亜梨沙(山口紗弥加)に土下座していたことや、棚城健二郎(波岡一喜)が逮捕された現場に亜梨沙がいたことなどから、亜梨沙に「なにかある」と興味を持ちだした。また、その巻田は、五色沼と健二郎が、5年前の藤崎紗羅(松本まりか)の不倫謝罪会見の関係者だったことを思い出していた。
その頃、亜梨沙は、勅使河原友和(片岡鶴太郎)と花園由祐子(平岩紙)を次のターゲットとして見定めていた。勅使河原社長は、これまで身に降りかかった問題を全て金でもみ消してきたが、「その証拠を突き止め、洗いざらい暴露して、事務所ごと潰してやる」と亜梨沙は復讐に燃えていた。
その亜梨沙は、営業手腕を武器に「私をチーフマネージャーにして下さい」と勅使河原に直談判。花園を引きずりおろしてチーフに成り代わり、チーフの特権で会社の収益データにアクセスしようと目論んでいた。
そんな折、『フローライト』で売り出し中のアイドルグループ、ミルキーロードのメンバー、ミカ(田中真琴)の妊娠が発覚する。「なんてこと!?相手は誰なの!?」と責める花園に、「誰の子どもか、分からない」と答えるミカ。マネージャーの犬飼遊真(森田甘路)も、自分が父親だとは言い出せないでいた。
花園は「妊娠がばれたらミルキーロードにかけた投資が全て無駄になる!ミカをはらませた男を見つけ出して廃人になるまで損害賠償を請求してやる!」と激怒。それを見ていた唯菜(松井玲奈)は亜梨沙に「全部暴露すれば、チーフマネージャーの花園が責任を取らされて、亜梨沙さんがチーフになれるんじゃないですか?」と言うが、「夢を追うあの子たちに私と同じ苦しみを味合わせたくない」と拒否する亜梨沙。
ある日、巻田が亜梨沙の前に現れた。亜梨沙はその巻田が、5年前、紗羅と健二郎の不倫記事を書いた記者だと気づく。巻田は「あなたの周りでは実に面白いことが起きている。五色沼さんがあなたに土下座したのはなぜですか?棚城健二郎とはどういう関係ですか?」と尋ねるが、答えない亜梨沙。
ミカが、病院を抜け出し、姿を消した。花園の剣幕に圧された犬飼が、密かに「子どもはおろした方がいい」とミカに話した直後のことだった。慌てた犬飼は、「この役立たず!」と花園から責められ、担当マネージャーから外される。
その犬飼に亜梨沙がそっと近づき、「本当のことを話してください。二人の関係はいつから始まったんですか?」と尋ねる。犬飼がミカとのなれそめを亜梨沙に話していると、勅使河原純矢(安藤政信)がそれを聞いていた。「すぐに探しに行くべきだ。君には俺と同じ後悔をしてほしくない」と純矢。マネージャーの純矢は5年前、女優の藤崎紗羅と恋に落ち、婚約していたが、紗羅の不倫騒動で、別れてしまっていた。純矢の言葉が胸に刺さる亜梨沙。
犬飼は、ミカを探し回る。ミカは、ライブをすることを夢見ていたLALAスタジアムにいた。犬飼は、ミカの気持ちを考えていなかったことを謝り、「俺はミカと結婚して、お腹の子どもを一緒に育てたい」とミカを抱きしめる。
その頃、『週刊星流』の編集部に戻った巻田は、写真に写った亜梨沙の左手のほくろと、藤崎紗羅の左手のほくろの位置が同じであることに気付いて、ハッとする。そして亜梨沙と紗羅の写真を見比べ……「整形か……?でもなんで?」と巻田。巻田、不倫謝罪会見で、「何もやっていません!」と訴えていた紗羅のことを思い出し、「あの時の復讐!?」と湧きあがる好奇心を抑えられずにいた。
犬飼とミカが、芸能部に本当のことを話しに行こうとすると、ワイドショーで「ミルキーロードのミカと、プロサッカー選手の鹿田勝俊が熱愛!」とのニュースが流れていた。「どういうこと!?」とミカが、花園のもとに駆け付けると、「ミルキーロードを守るためには仕方ない。子どもは鹿田さんの子として育てなさい」と花園。スキャンダルは花園が仕掛けたことだった。「ミカの子は僕の子だ!僕が結婚します!」と犬飼。その発言に驚く花園。だが、「じゃあ、あんたは、発生する損害を全額補償できるわけ!?できないならミカは鹿田勝俊と結婚して引退するのよ!」と言い捨てる花園。
ミカと犬飼が困り果てていると亜梨沙が来る。「鹿田さんと結婚なんてできない。犬飼さんとの子どもを諦めたくない、アイドルも続けたい」と言うミカに、「一つだけ、手があります」と亜梨沙。
花園がミカと鹿田の偽りの熱愛報道の続報を仕込んでいる間に、ミカたちミルキーロードのメンバーは緊急記者会見を開いた。テレビの中継でそれを知った花園は「何なの、これ!?」と青ざめる。
「鹿田さんとは結婚しません。私のお腹には新しい命が宿っています」とミカ。「父親は誰ですか!?」との記者の問いかけに「父親はいません。たとえ子どもを産んだとしても、今まで通り、私はファンを愛しています。だからこれからもミルキーロードでいさせてください」とミカやメンバーは頭を下げる。
「バカじゃないの!これで終わりよ!ミルキーロードは終わり!」と花園。そばに勅使河原社長と亜梨沙もいた。「ええ。ゼロから出直しです。でもここから新生ミルキーロードが始まるんです」と亜梨沙。
亜梨沙が屋上にいくと、純矢がいた。ミカの会見を仕切ったのは純矢だった。純矢は5年前、紗羅を信じることができなかったことを悔いていた。「どうしてあの時、俺は……」と涙をこぼす純矢。その背中を思わず亜梨沙は抱きしめる。
亜梨沙が、事務所から出てくると、巻田が待っていた。「……お聞きしたいことがあるんです。“藤崎紗羅”さん」と巻田。亜梨沙は「!?」と驚愕し……
「ブラックスキャンダル」4話のあらすじ
「ブラックスキャンダル」第4話のあらすじ
矢神亜梨沙(山口紗弥加)は、巻田健吾(片桐仁)から、「あなた、藤崎紗羅さんですよね」と指摘される。巻田は五色沼仁(袴田吉彦)や棚城健二郎(波岡一喜)が芸能界から消えたのも亜梨沙の仕業だと見抜いていて、「あなたは顔を変えて5年前の復讐をしている。俺のことも憎いでしょうね。棚橋健二郎とあなたの不倫記事を書いたのは俺だから」と言う。その巻田を「なぜあんな嘘を書いたの」と亜梨沙は責めるが、「あんたからの質問はナシだ。復讐をバラされてもいいの?おまえは一生、俺の操り人形だ」と巻田は、亜梨沙に、3日以内に大物芸能人のスキャンダルのネタを3つ提供しろと脅すのだった。
亜梨沙から事情を聞かされた阿久津唯菜(松井玲奈)は、「週刊星流の記者にバレた?一番厄介じゃないですか!もし正体をバラされたらどうするんですか?」と心配する。対して亜梨沙は「その時は、復讐は終わりね」と眼光を鋭くする。
その頃、『フローライト』では、花園由祐子(平岩紙)が、社長の勅使河原友和(片岡鶴太郎)から、亜梨沙をチーフマネージャーにするかもしれないと言われ、危機感を抱いていた。
その花園は、亜梨沙を貶めようと、事務所でくすぶっている稲沢晃(立花裕大)をたきつける。稲沢は、小嶋夏恋(小川紗良)ばかりがいい仕事を得ていることに、不満を抱いていた。そんな稲沢に、「夏恋は五色沼プロデューサーに枕営業して役をもらっていたのよ」と吹き込む花園。花園は、稲沢に密かにこの事実を暴露させ、夏恋と夏恋のマネージャーである亜梨沙を失墜させるつもりだった。
その折、亜梨沙は、勅使河原純矢(安藤政信)に呼び出される。先日、涙を流していた純矢に抱きついてしまった亜梨沙。純矢から「あの時、どうして……?」と尋ねられて亜梨沙は、「あの時のことは忘れてください」と答える。そんな亜梨沙に純矢は「俺はいずれ社長になる。その時、君が傍にいてくれたら……」と語るのだった。
その頃、稲沢は『芸能暴露くん』というツイッター風アカウントを見ていた。それは芸能界の裏事情を暴露するアカウントで、30万人ものフォロワーを持ち、信憑性があると注目されているものだった。稲沢は、そこに夏恋の枕営業ネタを投稿しようとするが、何かを思いつき、思いとどまった。
その後、稲沢は夏恋を直接呼び出し、「おまえ、枕営業してたんだってな。暴露されたくなければ……100万円を用意しろ」と脅すのだった。
同じ頃、巻田の身辺を探っていた亜梨沙は、巻田に愛する妻と娘がいることを突き止めていた。亜梨沙は、幸せそうな巻田の家族の姿を見て、スキャンダルによって自殺に追い込まれた母のことを思い出し、憎しみが再び湧き上がる。その巻田の妻は、美鈴という元モデルで、亜梨沙は美鈴のSNSをチェックする。
翌日、ドラマの撮影現場で、再び稲沢は夏恋を呼び出し、「金の用意はできたか」と迫る。用意できていないという夏恋に「芸能界から消え失せろ」と『芸能暴露くん』に書き込みを始める稲沢。そこに、亜梨沙が現れる。「消えるのはあなたの方よ。今の会話、録音したわ。立派な恐喝よ。警察に提出します」と亜梨沙。「そんな!」と真っ青になる稲沢。土下座をして許しを請う稲沢に、亜梨沙は、あることを命じるのだった。
約束の日が来て、巻田は亜梨沙にあるホテルに呼び出される。「ネタは用意できています」と亜梨沙は巻田を屋上に連れて行く。「スクープは今ここで起きてるわ」と言う亜梨沙に促され、三脚に固定されたカメラから向かいのホテルを覗き込む巻田。するとそこには、妻の美鈴と稲沢の情事の現場があった。驚愕する巻田に、「イケメン俳優と人妻の不倫現場です。とっておきのスクープでしょ」と亜梨沙。「今すぐ止めさせろ!」と叫ぶ巻田だが、「無理ですよ。だってあれは彼女が望んでやっていることですから」と亜梨沙。亜梨沙は、美鈴のSNSから彼女が稲沢のファンであることを突き止めていたのだった。「ほら、早く写真を撮ってください。いつもやってるように撮られた側の気持ちやその先の人生のことなんて一切考えずに!」と亜梨沙。「おまえ、許さねえ……!」と巻田。亜梨沙は、巻田に代わって写真を撮り、スマホで『芸能暴露くん』に投稿しようとする。
「あなたは『週刊星流』でたくさんの芸能人を地獄へ落としてきた。その記者の妻がイケメン俳優と不倫なんて、世間が知ったらどうなるでしょうね。地獄に晒される苦しみをあんたも味わえばいい!」と亜梨沙。「止めてくれ!」と叫ぶ巻田に、「じゃあ。答えなさい。5年前、どうしてあんなデタラメな記事を書いたの!」と亜梨沙。すると巻田は「金をもらったんだ。あんたの事務所から不倫の記事を書けって!理由は知らない!ホントだ」と巻田は、怒りの静まらない亜梨沙に、許しを請う。「許してほしいなら一つ条件がある。あんたはこれから一生、私の操り人形よ」と亜梨沙。
そんな亜梨沙を、純矢が再び呼び出した。「あの時のこと、忘れてほしいと君は言った。けど……忘れられない」と純矢は突然、亜梨沙にキスをする。そんな亜梨沙と純矢を唯菜が影から見ていて……。
「ブラックスキャンダル」5話のあらすじ
「ブラックスキャンダル」第5話のあらすじ
『フローライト』の社長、勅使河原友和(片岡鶴太郎)は、矢神亜梨沙(山口紗弥加)と花園由祐子(平岩紙)を呼び出し、「LALAヴィレッジの新CMの仕事をとってきた方を、芸能2部のチーフマネージャーにする」と言う。LALAヴィレッジとは起業家の久保寺徹(笠原秀幸)が立ち上げて急成長したスマホアプリの会社で、そのCMは、毎年、大物タレントやモデルを招いたパーティーで、社長の久保寺自ら出演者を選ぶのだった。「君たちがそれぞれ今一番推しているタレントを連れていき、CMを取ってきてほしい」と言う勅使河原。花園は、思わず亜梨沙をにらみつけるが、亜梨沙も負けじと見返し、二人は火花を散らす。
亜梨沙は小嶋夏恋(小川紗良)を推すが、花園はこれといって推すタレントが見つからず、苛立っていた。その折、花園は、モデルのソフィア(瑛茉ジャスミン)とマネージャーの水谷快人(若葉竜也)がもめているのに出くわす。ソフィアは故郷クロアチアの家族のために大金を稼ぎたいが、思うような仕事が入らず、周りに八つ当たりをしていた。水谷はそんなソフィアを懸命になだめていたがソフィアの苛立ちは収まらない。花園はそのソフィアに目を付け、「ソフィア、私があんたを担当するわ。LALAヴィレッジのCMが決まれば収入は何倍にも増えるわよ」と水谷からソフィアを奪っていく。ソフィアも水谷を見限って、喜んで花園についていく。ショックを受ける水谷だがソフィアを止める術はない。
そして久保寺のパーティーへ向かう亜梨沙と夏恋、花園とソフィア。会場ではすでに、久保寺に気に入られたい女性たちが熾烈な争いをしながら、久保寺を囲んでいた。「とても近づけないですね……」と夏恋。ソフィアも同じように近づけずにいたが、花園は、ソフィアに目薬を与え、「久保寺社長は、昔は貧しい家で苦労してきたの。話をするチャンスがあったら、あんたの生い立ちの話をしなさい」とけしかける。
言われた通り、ソフィアが会場の隅で、こっそり目薬を使って涙を流していると、久保寺がその姿に気づいて声をかける。ソフィアが国を思って泣いていると知ると久保寺はソフィアに共感を覚えて、話が盛り上がる。すかさず花園がそこに加わって、ソフィアを久保寺に積極的に推薦する。
出遅れた亜梨沙も、そこに「花園さん、紹介していただけませんか?」と割り込み、積極的に夏恋を推す。夏恋は控えめだが、久保寺の生け花に関心を示し、花を生ける器まで作った久保寺の心理を見抜く。「君みたいな子は初めてだ」と久保田は感動して夏恋に興味を持つ。それは亜梨沙の目論見通りの展開だったが、傍らにいた花園は焦りだす。そこで花園はこっそり、ソフィアに「あんた、久保寺社長の部屋に行きなさい」と枕営業を指示するのだった。ソフィアは一瞬驚くものの、決心して花園の指示に従う。そんなソフィアには巻田健吾(片桐仁)の手によって盗聴器が仕掛けられていた。その巻田も、今は亜梨沙の指示のもとに動いていて……。
一方、久保寺は、夏恋を会場から連れ出し、自分の部屋に連れて行こうとする。夏恋の身の危険を察した亜梨沙が「御所望なら私が相手をしましょうか。夏恋みたいな子供よりずっといいと思いますが」と夏恋に助け船を出す。すると、「面白いマネージャーさんだね」と久保寺は苦笑して去った。ホッとして夏恋もその場を去ると、今度は花園の仕組んだ手下によって薬を飲まされ、夏恋はその場で意識を失ってしまう
その頃、ソフィアは花園の指示で具合が悪くなったフリをして、久保寺と二人きりで久保寺の部屋へ行く。花園に「何をやってもいい」と言われた久保寺は、ソフィアに迫るが、その久保寺の変態プレイにソフィアは驚き、悲鳴をあげて逃げ回る。
亜梨沙は倒れていた夏恋を発見して介抱し、タクシーを呼んで家へと帰らせた。そして、巻田に連絡し「ソフィアの様子はどう?」と尋ねると、「久保寺の部屋に連れ込まれたようだ。今、叫び声が聞こえて」と巻田は亜梨沙に報告する。「叫び声?」とハッとして亜梨沙はソフィアのもとへと駆け出す。
その頃、執拗な久保寺にバスルームに追い詰められたソフィアは救いを求めて水谷に電話をする。電話を受けた水谷は、ソフィアの「お願い!助けて!」という声に走り出す。
水谷がソフィアのもとに駆け付けると、ソフィアに突き飛ばされて頭を打ち、息絶えた久保寺の姿があった。「どうしよう。私、逮捕されるの!?」と取り乱すソフィアに、「大丈夫だ。ソフィアは帰って。あとは俺がなんとかするから」とソフィアを逃がす水谷。その後亜梨沙と花園も駆けつけてきて、久保寺が血を流して倒れていることに驚愕する。「何があったの?」と尋ねる亜梨沙に、「僕がやりました。自首します」と水谷。そして水谷は亜梨沙の制止も聞かず、自ら110番し「人を殺してしまいました」と伝えるのだった。
花園は逃げたソフィアを追いかけ、「とんでもないことをしてくれたわね!捕まりたくなかったら、私の言う通りにするのよ」とソフィアに凄む。
警察が来て水谷が連行されていく。水谷を救いたいが、なすすべなく、もどかしく立ち尽くす亜梨沙で……。
「ブラックスキャンダル」6話のあらすじ
「ブラックスキャンダル」第6話のあらすじ
ソフィア(瑛茉ジャスミン)の罪をかぶって水谷快人(若葉竜也)は逮捕された。さらに花園由祐子(平岩紙)は、そのソフィアの弱みを握ってヌード写真集を出させようとし、ソフィアは追い詰められる。矢神亜梨沙(山口紗弥加)はそんな花園への復讐を企てるが、巻田健吾(片桐仁)の裏切りに遭い、花園から手ひどい仕打ちを受ける。フローライトを追い出されてしまう亜梨沙だが、窮地のソフィアを救うため、ある行動に出て…
「ブラックスキャンダル」のキャスト
「ブラックスキャンダル」のキャスト
山口紗弥加
安藤政信
松井玲奈
若葉竜也
森田甘路
小川紗良
野村麻純
谷川昭一朗
波岡一喜
瑛茉ジャスミン
松本まりか
片桐仁
平岩紙
片岡鶴太郎
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キャスト
- 矢神 亜梨沙
- 山口 紗弥加
- 勅使河原 純矢
- 安藤 政信
- 阿久津 唯菜
- 松井 玲奈
- 水谷 快人
- 若葉 竜也
- 犬飼 遊真
- 森田 甘路
- 小嶋 夏恋
- 小川 紗良
- 田澤 美樹
- 野村 麻純
- 長谷川 浩文
- 谷川 昭一朗
- 棚城 健二郎
- 波岡 一喜
- ソフィア
- 瑛茉ジャスミン
- 藤崎 紗羅
- 松本 まりか
- 巻田 健吾
- 片桐 仁
- 花園 由祐子
- 平岩 紙
- 勅使河原 友和
- 片岡 鶴太郎
主題歌
「ドグマン」ゲスの極み乙女。