石原さとみ主演舞台「密やかな結晶」を見てきました!チケット即完売も立ち見席は確保可能
こんにちは!ユノーチェです(@yunoche)!
2/24の本日、東京芸術劇場にて石原さとみ主演舞台「密やかな結晶」の昼公演を鑑賞してきました!
人生初めての舞台鑑賞を経験した感想を書きます!
舞台を見てこなかった理由
個人的にエンターテイメントや各種芸術作品を鑑賞するのはとても好きです!
地上波ドラマはなんだかんだチェックしていますし、話題の映画は映画館に足を運んだり、話題の漫画や小説も全部ではありませんが可能な限りチェックしています。
そんな中、舞台を見てこなかった理由は、単純によくわからないからでした
食わず嫌いに入るんですかね。
チケットが取れるのかどうか、や、チケットの取り方もわかりませんでした。
そもそも、いつどこでやっているのか、
どういった場所で行われているのかも、いまいちピンと来ていませんでした。
個人的に好きな芸能人の俳優さん、女優さんは基本的にはテレビや映画で見れるため、そこで満足していたんだと思います。
なのに、今回見に行った理由はこのあと書きます。
舞台「密やかな結晶」を見に行った理由
今回、石原さとみ主演の舞台「密やかな結晶」を見に行った理由は、相方に見せたいなと思ったからです。
憧れの人がいる、好きな人がいる、でもその人は雲の上の存在で画面越しの存在、そもそも会えることはないし自分の人生とは交わることのない存在、
そう思っている人も多いのではないでしょうか?
もちろん、必ずしも会ったり見たりできるわけではありませんが、その人がライブや舞台に出演していれば、会うことはリアルな話のテーマになります。
会う、というとちょっと語弊が生まれそうですが、同じ時間・同じ空間を共有する=肉眼で見る、という意味です
その事実を伝えたかったというか、この世界はそんなに捨てたもんじゃない、というか、そもそも同じ時代を生きれてるということは、極端な話、
先々に一緒に仕事をしたり、友達になったりする可能性もゼロではありません
この可能性というか、希望というものを無くして欲しくないと思ったんです
ダメな時は全部がダメに見えるし、みんなが敵に見えたりします
でも、意外と生きてると素敵な瞬間に巡り合える、生きてる事で、存在することで、人に影響を与えたり人から影響をもらったりすることができる、
ということを伝えたかったんだと思います。
出来ないと思ってることこそ意外とできたりするし、出来ると思ってることは意外と出来なかったりする、
そんな不条理かもしれないし希望に満ち溢れてるかもしれないよくわからないけど楽しい世界で生活をしてるんだ、ということを伝えたかったのです!
続いて、舞台の感想を書きます。
舞台「密やかな結晶」の感想
人生で初めて経験した舞台鑑賞、少し高揚しているので、舞台を見た感想と「密やかな結晶」という作品自体の感想を分けて書きます!
舞台を見た感想
東京芸術劇場に入ったのも初めてだったのですが、2階席でも意外とステージが近くて、開演する前は少し緊張しました。
こんな近くで、同じ空間で、今大人気の女優さんの舞台が見れるの?
という舞台初心者丸出しの高揚感に襲われていました。
舞台が始まると、とても不思議な気持ちで、泣きそうになったり鳥肌が立ちそうになったりしました。
これはなんだろう?と思ったのですが、おそらく、
目の前で自分と同じ人間が大きなエネルギーを発しているのに驚いたんだと思います
一般人の日常生活において、そんなに強いエネルギーを食らうことはまぁありません。
アーティストのライブが近いとは思いますが、それともまた少し違って、今まで体験したことのない刺激を感じていました
不純ですが、”舞台にハマる女優さん、俳優さんの気持ちがわかる”、
“舞台で恋に落ちる女優さん、俳優さんの気持ちがわかる”と思いました
よくいますよね、舞台をやったら舞台の魅力に取りつかれて〜という女優さん、
テレビに比べれば圧倒的に見る人が少ないのに、どうしてだろう、と思ってはいたのですが、目の前で見せられると、妙に納得がいきました
高い熱量で、大人数で、マジで、作品を作り上げること
文化祭にも似てるかもしれませんが、それのプロフェッショナルバージョン、
そりゃそうなるか、と思いました。
「密やかな結晶」という作品自体の感想
石原さとみの4年ぶりの舞台、さらに、舞台のオファーを石原さとみが受けたのではなく、原作を読んだ石原さとみが原作に感銘を受けて、ぜひ舞台でやりたいという流れで実現した舞台とのことです。
事前情報としてその情報は仕入れていたため、きっと素敵なストーリーなんだろうなと思い観劇しました
結果的には私の想定していたストーリーとは大きく異なっていました
ただただ純粋に作品のテーマである「記憶」と「消滅」を追求していて、とても純度が高い作品に仕上がっていました
人を感動させる物語、また、個人的に好きなストーリーとして、
・ディズニー系(ハッピーエンド)
・序盤の伏線を見事回収し大ドンデン返しすっきり系(上質なサスペンス)
・作品のテーマを伝える純粋系(額面のまま受け取ったり、テーマを深掘りして余韻に浸る)
の3つがあるとして、舞台「密やかな結晶」は三番目の純粋系でした。
何かあるんじゃないかという斜めから見てる自分が恥ずかしくなるような純粋系でした。
ただ、そこは有名監督の舞台、随所に笑いやユーモアが込められていて、作品のテーマを伝えつつも、一時たりともお客さんを退屈させないプロフェッショナルな技が随所に散りばめられていました
見終わってみて、感想を話し合ったりしていると、徐々に作品の伝えたかったこと、メッセージが読み取れるような気がしてきます
「生き物の命にも似た不条理と希望」
「何が起きても最後は受け入れるしかない現実」
「失くしたものは必ずしも還ってくるわけではないけど、還ってくることもある人生」
などなど、受け手の想像力や受け手の年齢、置かれている状況や環境によって、どんなものを持って帰るのかは大きく変わってくるような気がしました
パンフレットを読んでいると、舞台版にする上で脚色した部分も多いらしく、小川洋子さんの原作小説「密やかな希望」もぜひ読んでみたいと思いました
舞台「密やかな結晶」のチケットの取り方について
既に完売していることと思いますが、劇場オフィシャルの立ち見席は日々取れると思われます!
完売しているからといって見れないわけではない、ということは伝えたいです!
人生で一度あるかないかのチャンスかもしれません、それくらい、
生の有名俳優さん・女優さんと会える機会というのは貴重だと思います
魅力的な人がいる、ということと、
魅力的な人がいなくなる生命の儚さ、というのは、
2つ合わせてセットだと思います。
少しでも気になっている人がいたら、ぜひ、観劇しにいってみてください!
まとめ
素人ながらにだらだらと語ってしまいましたが、とりあえず色んなことを感じられました!
食わず嫌いをせず、こだわりに執着せず、新しいものに触れる機会を作るのはいいものだなと思いました
しばらくはエンタメ熱、舞台熱も高まりそうです!
この舞台は絶対見ておいた方がいいよ〜、みたいな情報ありましたらぜひユノーチェ(@yunoche)まで教えてください!
以上、石原さとみ主演舞台「密やかな結晶」を見た感想でした!
それではまた!