花粉のピークスギ・ヒノキ・ブタクサの時期はいつからいつまで?

2018年4月10日花粉症

春先になると鼻がむずむずしてきて、くしゃみや目のかゆみに困っているかたも多いのではないでしょうか。

かくいう私も花粉症です。(もともとアレルギー性鼻炎持ちなので花粉の季節はかなり辛いです)

症状を抑えたり予防するには花粉を浴びないことが一番有力とされています。

ということで、今回は3大メジャー花粉、スギ・ヒノキ・ブタクサのピークや飛散時期を解説していきます。

スギの花粉飛散時期はいつ?

スギの花粉の飛散時期は2月初旬から3月後半までです。

スギの花芽(はなめ)は7月頃からでき始め、このときに雨が少ないと花粉の量が多くなると言われています。

夏の間に成長した雄花(おばな)は、秋になると成長を一時止めて休眠に入り、春の開花を待ちます。

冬の寒さで休眠から覚めた雄花は、早春に入ると気温の高い地方から順に開花。

2月初旬から3月後半にかけて、日本列島を徐々に北上していきます。

花粉のピークは地域によって違いますが、最盛期は4週間ほど続きます。

ちなみに日本人の花粉症の原因の70%はスギです。

この時期に鼻がむずむずしだしたらしっかりマスクなどで対策をしましょう。

ヒノキの花粉飛散時期はいつ?

ヒノキ科の花粉は、スギの花粉が飛び終わった4月初旬に飛び始めて、多い年はゴールデンウィークごろまで続きます。

スギの花粉と合わせて症状が出た場合、2月中旬から約3ヶ月間もつらい症状が続いてしまいます。

ちなみにヒノキ科単独の花粉症患者さんはほとんどいないようです。

これは、花粉の飛ぶ時期が重なっておりスギ花粉から飛び始めること、ヒノキ科の花粉はスギより遅れて増加したため(ヒノキ科の花粉の飛ぶ数が増えだしたのは1991年から)と考えられています。

ブタクサの花粉飛散時期はいつ?

ブタクサの花粉飛散時期は秋です。

8月の下旬から9月末ごろが一番のピークとなります。

ちなみに明治時代初めに北米から入ってきたブタクサは、スギ花粉症が増えるまでは日本の花粉症の代表的植物でした。

スギ花粉の猛威が凄すぎていつの間にか代表的な花粉症の座を明け渡す形になっていましたね。

ブタクサの主な生息場所は、日本の道端や空き地など案外、生活している近くの場所です。

ブタクサの花粉は生息地から飛ぶ距離が短いため(100m以内)黄色い花が咲いているのを見かけたら近づかないのがいいですね。

花粉症対策記